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『成長痛の月』飯島章友【著】

1,760円

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確かにこの世のことのようで、でもなんだかそんなことはどうでもよいように思えてくる。 永遠の興味津々と平熱の茶目っ気が句の中に閉じ込められた。 ――東 直子さん (帯文より) 川柳アンソロジー『はじめまして現代川柳』(小池正博編、2020年、書肆侃侃房)収録作家による待望の初句集! 妖しい笑いと情感あふれる機知に満ちた、自在な248句。 紙風船うすずみいろの(来て)をいう 夜を一枚めくる二軒目 ある日来た痛み 初歩だよワトスン君 対岸のささやきvsつぶやき 年明ける首絞め〔チョーク〕を防御したままで Re: がつづく奥に埋もれている遺体 毎度おなじみ主体交換でございます 団欒の欒に巣作りする燕 渦でしょうか楳図かずおでしょうか くちびるは天地をむすぶ雲かしら (本文より) 【仕様】 四六変型判(縦176mm・横128mm・厚さ14mm) 160ページ 並製カバー装 ISBN978-4-910413-06-8 装丁:北野亜弓(calamar)

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